おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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進行

寒くなってから、あまり姿を見なくなった義母と
久しぶりのお茶を飲んだ。

主人と私と
義父母の4人で・・・こたつ。

初めて両親に挨拶したのはこんなお正月で(ん・十年前)
義母の得意なおいなりさんの味付けを
私はついに教えてもらう時を失い
あれからもう何度目のお正月になるんだろう。

TVに盛んに頷きながら
時々部屋を見回して、
「ここは広いね~。」「久しぶりじゃね~。」

何度か同じ事を言った。

TVの内容はもうほとんど分かっていないように思えた。
うなづきながら
うなづきながら
画面から目を離すと

私を見つめ、夫を見つめ、私を見つめる。

「そろそろ帰ろうか。」

義父が促し
二人は手を繋いで部屋に戻っていった。

母のお尻と座布団は濡れていた。

二人の会話が聞こえ、着替えを済ませた母が
二人の玄関から出てきて
ひなたぼっこ(といっても寒いのだが)の椅子に座ったのが見えた。

ベランダに出た夫が、洗濯物を取り入れはじめると
「○○○さん(私)は?どこにおると?」と尋ねる。

「今、(お茶の後を)片付けてる。」と応える夫に
 何度も、私の所在を確かめていたが

ついには「○○さぁん!!」と声をあげて名前を呼んだ。




「はぁ~い。」と洗濯物の間から顔を出す。

「あんた、おったっけ?顔をみせにゃ!(見せなさいよ)さっきから呼びよったつに。
なごー(長く)顔を見らんが・・・どこにおった?」


「今、ね。一緒にお茶飲んだやろ、後片付けをしよったよ。」→事実

「あらそう。久しぶりじゃね。元気だった~。」→こっちが正しい対処法

受け入れて、演じることが
いいのだと頭で判っていても

嫁と姑の間の垣根は
低くても頑丈だな。

「わたしが?」(お茶を?)

「わたしも?」(一緒に?)

「いつ?」

そういって独り言を言いながら、玄関からまた
二人の部屋に戻っていった。

  1. 2011/01/11(火) 11:40:30|
  2. 二世帯の暮らし|
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  4. コメント:2
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コメント

のんきはは様(^^)

夕べは妹から
「グチ聞いて~e-442」の電話でした。
妹は実の母のそばにいて毎日通ったり、自宅につれてきたりの生活なんですが・・・・
「寒い」「まずい」「また同じ」「重い」「冷たい」「熱い」
母の苦情は、とどまるところがありません。

たまに帰る私には、そんな妹の苦労と親孝行のきっと10分の1もしていません。

そんな母の孤独や不安と
隣室の義父母とをつい比べてしまいます。

高齢者に、お世話係が一人居てくれることは
なんてありがたいことでしょう。
  1. 2011/01/13(木) 12:46:14 |
  2. URL |
  3. ぺいんとまま #-
  4. [ 編集]

本当に、老いはひたひたと忍びよるみたいですね。
昨日と同じ顔なのに、今日はちょっと違う父を見つけてしまいました。

勤務先はペットグッズを扱っている会社です。
会社でもらったキャットフードを実家へ届けた時、「マロ(猫)のおやつだよ」と言って父に手渡したら、すぐに封をあけて食べようとしたので、ちょっと慌てました。
食制限もあるので、以前はお菓子を渡しても 母に遠慮して すぐに手をつけることはなかったのに。
耳も遠くなっているのですが、何よりその食べ物に対する執着心の強さが 老いを物語っているようで、娘としては悲しいというか、複雑な心境です。

他人の老いには冷静なのに、自分の親の衰えは認めたくない、いつまでも頼れる存在でいて欲しいと思ってしまうのは、わがままなんでしょうね。

あぁ、しっかりしなくっちゃ。です。
  1. 2011/01/13(木) 00:45:55 |
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  3. のんきはは #-
  4. [ 編集]

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