おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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抱き枕

ボロボロになった長いクッションを持って
息子が降りてきた。

先日、破れた箇所を縫ってあげたのだけれど
すごい安物のそのクッションは
どうやら息子が抱き枕にしていて
生地のひんやり感が
他のでは代用できない・・・(笑)・・・らしい。

息子はごく小さい頃
母の二の腕の内側や
気がつくと、耳たぶや

そういうところを触りながら眠ったものだった。

毛布やぬいぐるみやタオルなど
こだわりを持つ子供がいるというが
まさにそれだ。

しかも寝付くときではなく
深夜、寝しずまってからいつのまにか母の耳を触っていて
目が覚めてしまったものだった。

“抱き枕”の二度目の修理にあたりながら
息子の布地へのこだわり(うんちく)を聞きながら
久しぶりに持ち出してきたミシンで

ダダダダダダダダダダダダダダッダ・・・・



寝るときのヘンな癖(母の耳たぶモミモミ)を止めさせようとして
手をつないであげることにした、4,5歳の頃。

うとうとし始めると
「お母さん。手をつないで。」・・といつも頼んできた。

それは今では、母も息子も、いつの間にか忘れてしまった習慣だった。
(息子は記憶に残っているものだろうか)


10分ほどで仕上げた母の雄姿(笑)に
「さっすが!!」と喜色満面の息子の褒め言葉。

布地の柄などどうでもいい、薄手の綿の柔らかい、ひんやり感、が
合格ラインだ。


もう何年使ってるかも分からない抱き枕も
いつか卒業する日が、くるのだろう・・・・か。







  1. 2009/10/01(木) 14:10:58|
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