おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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運動会をみる

中学校の運動会は3年振り。
次男は前日から緊張していた。

今回の運動会は、学校が相当力を入れている様子だった。
二週間前からの練習スケジュールが配布されたのは
父兄がクレームを付けた(練習日程)かららしく
家庭に渡された日程表は、放課後も
運動会前の土日も、2週間にわたってビッシリ。
(もちろん代休なし)
応援グッズつくり、応援練習、リレーバトン練習、etc・・・と、こまかに組まれていた。

体力のない次男は、連日、全校男子の組体操で汚した
泥だらけのハーフパンツを洗濯機に投げ込んで
「明日は休みたい。」
「手足がガタガタや~。」
と弱音ばかりを吐いていた。

当日は、晴天で
地区のテントには座らない我が家は
グラウンドが見おろせる校庭の隅の高い土手に
シートを張った。

お弁当つくりもあと2回。
(3年間、無事登校し続けていれば、の話だけど)
長女の初めての運動会のときくらい母は張り切って
山菜おこわ、稲荷すし、レタス巻きかっぱ巻き・・・
ご飯ばっかりどうするの?って感じだ!

プログラムに興じる為でもなく
次男の成果を期待するでもなく
ましてや
学校行事に参加する気でもなく

次男の中学時代のページに目を通すかのように
そこに居て
子供たちが整然と、規律正しく執り行っている運動会を眺めた。

「整然としてればしているほど、なんか冷めるね。」
夫婦の共通の感情だった。

でも、次男の姿を探し、確認し、笑ったりもする。

親ってほんと勝手なもんで
喜びも悲しみも、子供と共有してしまう。

子供の足が速くて、活躍する運動会は
楽しみでもあり、応援にも熱が入るけれど
子供が運動嫌いで
体育が死ぬほど嫌いだと知っていると
叱咤激励する教師の声に怒りさえわいてくる。

部活対抗リレーで
テニス部や野球部、サッカー部に混じって
文科系の子供たちも走った。
吹奏楽部も、次男の美術部も走る。
ダントツ遅い走者は、運動苦手な子供たちだろう。

運動部を辞めて美術部に入る子供を阻止するために
美術部を無くそうとした
あの先生のしそうなことだと、(ホントは違うかもしれないけれど)
ひねくれている母は、思った。

「大変すばらしい運動会でした。先生は感動しました。
大変苦しい練習が続きましたが、今日は120点の出来でした。」
校長が挨拶をしているのを背中にききながら、夕方のグラウンドを離れた。

素直に感動し、喜び、汗を流して協力した頃があった。
あの運動会の後、息子は学校に行かなくなった。
あの時の先生と、校長先生とが
本部席に最前列に座って、指揮をとっている運動会は
子供の頑張りや努力であるはずなのに
きっと指導者の誉れになるに違いない。

「去年、悪かったから、今年は名誉挽回のために
校長の(要求)レベルが高いんですよ。
子供だけじゃなく先生たちも皆疲れてくたくたです。」
一人の先生がそういって話してくれた。

「誰の名誉挽回ですか?誰に挽回するんですか?」
母の質問は
歪んでいただろうか。

去年、脱走したり、参加しなかったりした生徒は卒業し
今年は、その子らの妹や弟が一年生。
当然、その親たちも応援にきていたはずだった。

それぞれの親たちがいろんな角度で学校を見る。
いろんな人が
母の近くに来ては、近況を伝え合い、去っていく。
大声を張って気に入らないことに拗ねてみたって
疲れるだけだと知っていれば
黙って静かに、通り過ぎるのみ、だ。

ただ帰宅してきた次男に
今日は“オツカレサマ”といって、皆で迎えてあげよう。





  1. 2008/09/22(月) 16:38:14|
  2. ノビ太癒し系|
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