おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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次男の入学式

ついにこの日が来た。

仕事の都合をつけた父と、むりやりスカートのファスナーをあげた母と
ぶかぶかの制服を着た次男とで玄関を開けると
カメラを片手に、義父が車庫まえで待っていた。
卒業の日といい、今日といい
義父はタイミングよく次男の節目にあらわれて
つい忘れがちな3回目の(3人目)記念日をシャッターにおさめてくれる。
義母は相変わらず
お気に入りの紺のスモックで遠くから黙って見つめている。

次男は、まだ制服に対する“覚悟”ができていないのか
入学式はまだ制服はいいんじゃないか・・・などと言い出し
大先輩の姉に
「小学校の入学式には、保育園の制服で行ったか?」などと質問を受ける。
なぜか
息子も、この旅立ちには参加したかったらしく
制服をきて、シャツ入れや、慣れないベルト通しにもたもたする弟に
あれこれ世話を焼いていた。

受付をすませ、クラスの確認をして
親子は別々に待機することになる。
その日決める事になるクラス役員の話が飛び交う中で
式のプログラムをながめたり、
何度も繰返される
在校生の「起立!!」「着席!!」「もう一度!!」という
練習風景が、
なんだか冷静に見ていられない。
校歌は3回も歌いなおし・・・・(どこがいけないんだかわからないが)
よく出来たら、褒めたあげたらいいんじゃないかな。

人間なんだから。

誰一人姿勢が崩れず、大きな声を出していて、たいへん立派な事なんだろうに
今まで数年間、数十年間
当たり前のように感じたこの緊張感や場面にさえ
疑問や、違和感や、同情すら感じるのは
母の(父も)体験のせいなんだろう。
息子が、投げ出してしまった中学時代。
この中に、次男が入っていく以外、選択肢ないこと・・・・これが私にとって“兵役”。

式典が進み、
教育委員会からの祝辞を聞きながら・・・?
??
名前に見覚えがあり、メガネを上げ下げしてみて
壇上に居る彼が間違いなく32年前の
高校の同級生だと気が付いた。
教師になったとは聞いた居たけれど、へえ、教育委員会ねえ。

32年前、18歳の長身のアンパンマンだった彼は
今、熊のプーさんみたくなり
なんだ髪型はダチョウ倶楽部のクルリンパだよ。
教育委員会という壁をたちまち低くしてくれた。

来賓退場を待って、声をかけた。
○○先生、と呼ぶべきか、○○君?○○さん?
いろいろ迷って「○○・・・。」と小さく言ったらタイミングよくふりかえり(呼び捨て??)
驚いた顔で見ていたが
「わかります?(旧姓)です。2倍サイズですけど・・・」というと

えええ~!!えぇあのぉ~?ちいさくて可愛かったあの○○さん~?」
(おい!そんなにおどろくこたぁないんじゃないの?あんただってメタボだろはわー;言わない言わない)
(今だって、気は小さくて、か、可愛いわい!きゃー!言わない言わない)

体育館の靴箱前で
黒いスーツのおじさんと、ピンクのスーツのおばさんの会話は
高校時代の教室の中の風景に囲まれたようだった。
故郷から離れて、こんなところで会うなんてねえ。

しかしながら道理をわきまえた?者同士カオナシ
現在の立場に顔を戻して、別れました。


帰りには、シトシト降り始めた雨が
夕方には土砂降りになり
夕食時間には、息子も、次男もそれぞれのベットで眠ってしまっていた。

疲れたんだろうな。
次男には、なぜか、制服が重そうに見えた。
そんなこと考えながら
さっそく与えられたたくさんの提出プリントをさばきながら
息子の中学校のころは、一週間でダンボール1箱にもなるプリントが
子供の部屋に溜まっていたということを思い出した。

自分が学生の頃は、特に何事も思わずに超えてきた行事や事件
楽しく、きらめいていたあの思春期時代を

当然のように息子達も過ごせるものだと、私は思っていた。
今からでも、
まだそう思いたい。







  1. 2008/04/10(木) 01:06:39|
  2. ノビ太癒し系|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:6
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コメント

のんきははさんへ

日本人も、北朝鮮も、韓国も、いや中国もです。
同じだなあって思うのは(そう、北朝鮮もなんですが)
もしかすると、欧米も・・・・なんだ世界中かも。
同じ人間って感じるのは
全員が一致して動作する事を
行進とかマスゲームとか、右向けぇ右とかを
美しいと感じてしまう心ですかね。

渡りをする鳥の隊列や
規則性のある動きに(集団行動)
安定した秩序を感じてしまう事。
きっと間違いじゃないんでしょうね、整列する事は。
人を管理するということ。
これが曲者なんですよね。


  1. 2008/04/13(日) 20:24:31 |
  2. URL |
  3. のんきははさんへ #-
  4. [ 編集]

れいんぼーままさんへ

れいんぼーままさんの息子さんも
先生との問題だったんですね。
あの頃、私は結局“上”には抗議には行けなかった。
処分や減俸や、どんなお叱りが与えられても赦さない、とも思ったし
その母の怒りが、冷静な妥当な判断かも自分でみえなかった。
そのころ町の広報誌の編集委員で
町役場に出入りしていて、
そこで息子の話をしていたので、教育委員会ではなくても
同じ教育課に机を並べている方々に
“お知らせ”したようなものでした。実名で。
ささやかですが、気が済んだ。
きっとオフレコで話は伝わっていた事でしょう。
問題家庭のせいで、親の教育のせいで
不登校になったんじゃないといいたかった。
(真実はわからないけど)
所詮、教師に謙遜であれ、とか
謙虚さとか、身を転じる、とか・・・求めるのは無理だと思いましたので
自分がよくぞ教師にならずにいたと
心から思います。
しかし、彼にはそこに居て欲しい。3年間は。

  1. 2008/04/13(日) 20:01:38 |
  2. URL |
  3. れいんぼーままさんへ #-
  4. [ 編集]

グッチさんへ

まさかの再会でした。
親近感。そうですね。
もともと真面目な友人でしたが
商業系の高校でしたから、あの時代
うちの高校から大学進学者は少数だったので
その中で教職につくのも珍しく
思えば、努力家だったんでしょうね。
再会しても何のこだわり無く、今の自分で会える方でしたが
なにかしらこの先3年間の
プロローグv-12だったりして・・・・
  1. 2008/04/13(日) 19:30:54 |
  2. URL |
  3. グッチさんへ #-
  4. [ 編集]

兵役

次男の入学した高校は、進学率がいいと評判で・・・それはつまり指導が徹底しているということ。管理がきびしくてきっちりしている。まさに入隊?
お笑い系アナウンサー志望(これを見ても奴のふざけぶりが分かる?)の次男は身の程知らずにも国公立を目指すと宣言し、その高校を選んだけれど、一抹?どころかメガトン級の心配がある。
親が冷静に判断して、真面目に地道に努力するなんて 奴のキャラじゃない。
どこかで無理がたたって、長男のように・・・我慢の限界がやってきた時が怖くてたまらない。
例によって、そんな心配は表に出さず勝手にやきもきしている。
入学式で先生のお話の前後に、「姿勢!!」と必ず背筋を伸ばせと声がかかり、不覚にもいちいち反応していた母でしたが、次男はどう思ったのかな?
自分で選んだ道だから、後悔だけはしないで欲しいと願います。
あとから振り返って 思春期の頃が楽しかったなぁと思える時代でありますように。母はただ祈るだけ。
  1. 2008/04/13(日) 08:29:00 |
  2. URL |
  3. のんきはは #-
  4. [ 編集]

ご入学おめでとうございますv-252

もし、次男さんが学校でなにかあった時は、担任などに「教育委員会に同級生がいましてね・・」と、なにげに言ってみましょう。
このくらいの脅し(??)はかけてもいいと思います。学校ってこういうのに弱いから・・。
前にも書いたかもしれませんが、息子が不登校の時、市の相談機関と間違えて県の教育事務所(教育委員会より格上?)へ行ってしまいました ドジな母です。
でも、これが幸い。偶然にもそこの相談員さんは私が中学時代の体育教師と、(これは後からわかったことですが)息子が不登校になった原因である担任教師の前任校の元校長先生でした。
普通、相談内容は秘密厳守なはずですが、息子の担任が問題教師であることは元校長先生が誰よりご存知なこと。その日のうちに息子の中学へ連絡をしたようです。翌日、日ごろお世話になっていた教務主任が家へやってきて「お母さん、昨日行った?マズイなぁ・・」。その翌日には、それまで冷たい態度だった校長が慌てて家へやってきて、なにやら言い訳をし、愛想笑いをふりまいて帰りました。
学校ってところは、問題ごとは外へはだしたがらず、上から圧力がかかればへ~こらしちゃうんです。そんなもんです。(センセイがたが大変なのもよくわかるけどね・・。)
同級生のかたに出会ったのも何かのご縁、親だけでは解決できない問題がおきたときは、(教育委員会の)力を借りることを考えてもいいと思いますよ。
できれば、そんな力を借りること無く、次男さんが楽しい中学時代を送れることを願います。

長くなりました。すみません。
  1. 2008/04/12(土) 14:30:05 |
  2. URL |
  3. れいんぼーまま #Dg/6wNbc
  4. [ 編集]

次男君、入学式だったんですね。
おめでとうございます・・・・。

ぺいんとままさんの緊張感あふれる鼓動が聞こえてくるみたいです。
それと、
またもや愛する我が子を兵役に出す、複雑な気持ち。
受け入れるのは難しいですよね。
けど、選択肢はあまりない・・・。
次男君が平和に3年間すごせることをただ願うのみ、ですね。

教育委員会に元同級生?!
そんなことってあるんですねぇ。
なんだか親近感がわきますね。
  1. 2008/04/10(木) 22:43:16 |
  2. URL |
  3. グッチ #-
  4. [ 編集]

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