おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

義父の家事

近所の公民館から鳴らされる
「遠き山に日は落ちて」で
義父母は夕食を食べ始めるようだ。

17時。

私の退社時間だから到底間に合わないのだけれど
時々、買物もせず、直行で帰ると食事中に間に合う。

義父は一週間分の二人分の献立を共同購入して
うちの前まで運んでもらっているが
その管理ぶりは、主婦顔負けなほど徹底している。

(買ったもの一覧表は私にくれるので、わかっちゃうんです。)

東向きに作った小さな台所で
大抵のものは揃っているようだが
それも私が踏み込んでチェックする必要は無いほど整理整頓の綺麗好き。

そのうえ
気の利いたダジャレも言うし、ユーモアもあり
とても優しい目で、(視力も衰えているらしい)息子や次男を観るので
私は(私かい!)大好きで
全然緊張する事がない。

帰宅した私が夕食の準備を始めると
義母がシュルシュルと引き戸を開けて、座ったまま
「あら?今からご飯ね?おせぇね~。」

と、これが毎日の繰り返しだ。

ガスコンロの回りは、確かに誰かが磨いており
ピッカピッカ
見かねて・・・といった所だろうけど
連日のように光っていれば、これはもう日常仕事として組み込んでくれたらしい。
ありがたいことだ。マジ。ぷぷ


洗濯物も四隅をきっちり揃えてたたんであるし
タオルは綺麗にタコ足の物干しから
洗面所に並べて積み上げられている。

入浴は昼間に済ませるようで
私の居ない時間帯の1階は、子供たちが集まる事も無く
静まり返っており、老夫婦の気楽な時間らしい・・・・ので
時々息子らが台所でラーメンアップロードファイルカチャカチャと作っていると
シュルシュル・・と引き戸が開いて
ばあちゃんが上半身を倒して首を伸ばし(いつものスタイル)
「あら?あんた達は・・・・学校は?」
「今日は春休み。」
「あ~ら、そうけ~、おったっちゃね?ご飯はたべたっけぇ?」(まずご飯食べたかを聞くようだ)
「今、作りよると。」
「ええ・・」    そしてしばし黙ってジィィイイギャルこれはギャル目
見続けてるんだそうだ。

これも、繰り返しらしい。
息子は笑って流せるが、次男はホトホト閉口し、逃げ腰。

義母は引き戸の横に座っていて、
開けると対面式の台所に立つ者と、正面からの出会いとなる。
アーンド、すこぶる耳がいい。
シカーモ、それは自慢の一つで。
料理の手順が分からなくなったのか、2年前から
食事の準備は母から父へと替わったらしい。
忘れっぽい、というよりも(PCでいうと)脳に保存できなくなったのが去年の夏あたりからで
突然、鬼面相になって怒り出すのもそのあたりから激しくなっていったらしい。

先日は父が目を離した間に
レトルトのカレーを沸騰した鍋の中にあけて
解凍されていた鰹のたたきを、加えてbikkuri

“鰹のカレースープ煮”をかき混ぜていたらしく
父はさすがにガッカリしていたようだった。
「もう、もったいなくて啜ってしまったわ~がぁぁん
その話を私たちにしている間、義母はキョトンとしている。
それをした事さえ、忘れてるのか、いないのか。

「台所、いつも綺麗にしてくれて有難う。帰ってきて、これが一番嬉しいわ~。」
「わたし、よ。」と自分の顔を指差す。

「洗濯物、多いから、気が向いた時だけで良いからね。」
「わたしがたたんだとよ。」

庭のブロックを動かしたのも
物干し台を設置したのも、自分の手柄にする。
お義母さんの背側から、義父が笑っている。
私の感謝に頷いている・・・・父は補聴器無しでは通常の会話が聞き取れない。
「感謝の横取り」をされているのを知っているのか
それともあえて愛する妻のポイントアップで良しとしてるのかは分からない。

分かるのは姑が幸せ者だ、という事。

ひとりの妻をとことん世話しようとする舅が立派だという事。

そんな老夫婦を見ながら成長する子供たちが
(今はうっとうしく思えても)
何かを吸収してくれたら
それはそれで、同居も教育のうちだ・・って納得する。

医師には
「お義父さん自身が世話する事を困難に思ってなく、認知症を理解してなく、援助の手が入る事を求めないなら薬を導入する事はできない。」といわれた。

義母のプライドを支え続ける義父の愛情は
ペースメーカーの電池入れ替えの入院期間・・・誰も代行出来る者はいない。
姿が見えないと気づいた母は
ちょっと洗面所に行っていた父を烈火のごとく怒り出す。
そんな父を母から離して、病状とこれからの相談をするのは、たやすくは無い。

         


西都原の花祭りに、車椅子をもって次男も連れて5人で行ってきました。
グッチさんとこみたいにはまだ・・・・3分咲きくらい。



  1. 2008/04/06(日) 17:03:48|
  2. 二世帯の暮らし|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:6
<<母親の優先順位 | ホーム | 無駄なものは、無し。>>

コメント

グッチさんへ

こちらも残念なお天気が続き、
桜の花が見ごろになっても、人出は少ないんじゃないかと思います。

私自身も、夫が一人息子でありながら
去年(6月あたり)まで考えないようにしていた同居です。
ありえない、とまで思っていました。
想像しては、打ち消す・・・みたいな。
それは2人がずっと元気で、突然、居なくなる・・・・かのごとく
都合よく考えたかったのかもしれません。
そんなわけ、ないですよね。

いやいや、目の前の日常がいっぱいで
  1. 2008/04/09(水) 23:52:26 |
  2. URL |
  3. グッチさんへ #-
  4. [ 編集]

お舅さんの綺麗好きとユーモアと優しいまなざし、
救われますねぇ・・・
この記事を読んで、
私の今の状態でも同居ってたぶん無理だろうなぁ、
離れていて誰からもプレッシャーを受けてないからできるんだろうってこと、
その恵まれた環境について思いました。
遠くないいつか、うちでも介護について考えなきゃいけないんだけど
そのとき、ぺいんとままさんみたいに冷静に
自分のことも相手のことも素直に見ていられるか、自信はまだ出来そうにないです。

桜、今年はマチマチですねぇ。
まだ3分咲きってことは、今度の週末あたりが見ごろかな?
福岡は菜の花も満開で、嬉しくなっちゃいます♪
  1. 2008/04/07(月) 23:57:51 |
  2. URL |
  3. グッチ #-
  4. [ 編集]

kiyoyoさんへ

舅は政治家の長男として生まれ
その父は地域では敬意を受けてましたが
家庭を顧みることなく、次々と弟達が6人。
一切の家事や子守を長男である舅が手伝わされていたそうです。
吹き掃除や洗濯掃除、今となれば身についた財産ですね。
生きる力っていうんですか。
イマドキの我が息子に、私には言う力もありません。
男で家事が出来る事は、やはり“しつけ”なんでしょうかねえ。
ううううっv-409辛いなあ。
ちなみに、夫は肉体労働以外の家事(なんや?それ)はします。
父を見て育って欲しい気分です。
  1. 2008/04/07(月) 22:03:10 |
  2. URL |
  3. kiyoyoさんへ #-
  4. [ 編集]

れいんぼーままさんへ

子育てがひと段落したら、親。
それは順番なのかもしれませんね。
うちの中に思春期と更年期と老年期・・・
一昔前なら、何処にでもある風景ですが
幾人かのお母さん達から
「なんかあったらお茶のみにおいで」の助け舟?があります。
でも、渡る世間は野次馬ばかりですから
笑い話も小声で言えば誤解も生むだろうし、自分を見直すには文章を作ってみるのが、私は一番落ち着く付くみたいです。

うちは姉のいる一人息子。
老後の保障であるはずの息子は30歳で大手術をして、後遺症もあり
大変体が弱く、嫁である私が切り回しているこのうちで、世話になるという現実は義母にとってはストレスかもしれません。
シカーモ、嫁の子が3人嫁の周りでうろついていますから。

  1. 2008/04/07(月) 21:49:28 |
  2. URL |
  3. れいんぼーままさんへ #-
  4. [ 編集]

いいお舅さんですね。
なんでも きちんと 家事をこなして....
うちの場合 義父は家事が全く出来ないし
義母も させません。
私の父は 家事を一人で出来ます。
これは 将来大きいと思います。
将来、両方の親の介護のことを考えると....

西都原、古墳の広い公園だったような....
これからが 見ごろなんでしょうね。
  1. 2008/04/07(月) 10:20:15 |
  2. URL |
  3. kiyoyo #-
  4. [ 編集]

その後、お怪我の具合はいかがでしょうか?
白魚の指に戻りましたか??

お義母様の痴呆徐々に進んでいるのでしょうね。今はお義父様が面倒を見てくださるから、ぺいんとままさんはお仕事へ行けるけれど、もしお義父様が体調を崩されたら、ぺいんとままさんがお二人の面倒をみなければなりませんね・・・。
私は一人娘なので、両親になにかあった時は助けてくれる兄弟もなく、一人で面倒をみなくてはなりません。うちの親は70代前半・・そう遠くない時期に「介護」や「痴呆」という現実に直面するのでしょうね。
「兄弟がいると、誰が面倒を看る看ないでもめるから、かえって一人の方がやりやすいのよ。」と介護経験のある方や叔母が言ってました。そんなもんですかねぇ・・・。

うちの息子が学校へ行けなかった頃に出会ったブログに「夢に向って輝いて・・!」というのがあります。以前は息子さんの不登校について書かれていたのですが、うちの息子と同様に高校に入学してからは元気に登校しているため、ここ一年ほどは仕事や息子さんのことなど、ほんわかとした内容になっていました。
しかし、少し前から実のお母様が怪我が原因(?)で痴呆が進んでしまい、介護や入院などでお父様とともにご苦労されているようです。
ぺいんとままさんのブログを拝見して、どちらのお母様も同じ感じがしました・・・。

洗濯物たたみにガス台の掃除・・・やってもらえるうちはありがたくお願いしちゃいましょうか・・。

PS 夜桜お七 振り付けのアドバイスありがとうございました 笑
後から「グッチさんが歌うのにふさわしい内容だったかなぁ??」と考えてしまいました。でも、リズミカルな曲なので大好きなんです♪
  1. 2008/04/07(月) 00:54:42 |
  2. URL |
  3. れいんぼーまま #Dg/6wNbc
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mamu52.blog56.fc2.com/tb.php/155-513c3dfc
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。