おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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中1の担任

息子がうちで、私と過ごす時間が多くなってから
それまで背中で聞いていたような話も
出来るだけ表情をみて話すようになった。

当の本人はこちらを向くわけではないが
視線を感じながら話すようになって
ぽつりぽつり学校で起きた出来事から話して聞かせた。

「高校行きたいなら、このくらいは覚えておきなさい。」
「入試にはこれは必ずでるから。」
「高校行きたいなら、この中学校の代表として立派な振る舞いをしなさい。」
「高校行きたいなら・・・。」
中1はのっけから受験ムードだった。

じゃ、高校行かんならどうやと?
まだ頭からタオルをはずそうとしないで、最近の怒りから語りだす。

中1の担任が家庭訪問に来た4月。
テーブルについて話された事は
希望校・受験・成績・・・の事だけだった。
前年、中3を受け持っていた先生は、まだその受験モードの中なのか、
この1学年から取り組ませる事が良いと思われていたのかもしれない。
息子の中学校は、担任が一緒に持ち上がっていく。
数人の先生で、卒業まで担当するわけだ。

5月には、一人の男子生徒の筆箱を
数人でサッカーボールの如く蹴って遊び、そこにいたメンバーは
その担任に全員顔を殴られた。
テスト前の早い帰宅で、息子は私に
「顔を殴られたから・・・先生が電話してくるはず。一応親に自分で報告しろていわれたから。」
とだけ言い自室にこもった。
「どうして殴られたと?」
「先生が言うやろ。」
息子は口が重かった。

小学校から、“いじめ”で名前があがり、クラスでも何度も話し合いがなされていた生徒とは
修学旅行も、研究班も、遠足も、宿泊教室もいつも
息子の仲良しグループに加わり、一緒だった。
「イジメに加わらないメンバー」として信頼されていた数人が
彼と行動を共にするように、小学校の先生の配慮だったが
息子は内心閉口していたのは知っていた。
思い通りにならないと、激情し、鉛筆を腹に刺された女子もいた。
給食の時、大きなくしゃみをして口から食べ物を噴出し
息子は、それが入ったおかずを泣きながら食べた事があったらしい。
先生に告げるほどの機転も利かなかったのだろう。
そのこは“かばわなければいけない特別な子”だと大人に教えられていたのだから。

殴られた息子の報告の後、先生からの電話で
「お母さんもきっとご存知でしょうが、例の生徒(申し送りされてるみたいで)に対して、虐める行為がありましたので、厳しく罰しました。」
「そうですか。(息子が加わっていたとはアップロードファイルショック!)わかりました。相当の事をしたのでしたら、それは仕方ありません。」
そんな事をいって、報告を受け止めた。



夏休み前の参観日に
父兄の一人が近づいてきて、息子達が一緒に殴られた時の状況を
細かく、母に説明してくれた。

「皆が殴られ終わった頃、女子生徒が呼びに行って息子くんがそこに来たらしいんだけど・・・先生は息子くんには多めに殴ってたんだって。
その理由が分からんって、うちの子は言うのよ。

だいたい、息子くんは教室(筆箱蹴りの現場)にいて、椅子に座って見てただけって・・ね?(ただし、たぶん一緒に遊んでるとみる距離だろう。)他にもいたらしいよね、そんな子。
まぁ、止めなきゃ同罪って事かも知れないけど、顔も叩き、腹を膝蹴りしたんだってよ~。おまえ~とか脅し文句みたいなことも・・
確かめてみた?うちの主人が怒りまくってたわ~(小さい頃から知っているので)。」

私のうけた衝撃は書くまでもないが
もうずいぶん時間も経ってしまい、その時のことを息子とよく話さなかった事を後悔した。

その夜、父に話し、姉に話した。
感情がおさまってから、やっぱり息子の気持ちを聞いてみようと思い、
○○君のお母さんから聞いたことだけど・・・と持ちかけてみた。

息子は、「そこのメンバーがオレのいない時に先生にどう話したかわからんから、他の奴より多かった事は後で聞いたけど、もうどうしようもねぇし・・あいつ(先生)自分が虐められた経験があるから、徹底的に怒るって、HRでよく言うっちゃ。でん、オレ見ちょっただけよ、まじ。」

「納得できなかったら、お母さん、先生に会って尋ねるから。どう?このまま見過ごしていい?」
「もういいわ。いまさら・・。」

夏休みに入って、8月。3者面談があった。
外面(そとづら)仮面の母は、にこにこ黙っていた。
「息子さんは、最初の印象とは全然違っていました。」
もっと活発で目立つ、もっとやんちゃで、派手な印象があったようだった。
「結構、大人しいんですね~。」
もっとも、息子はもう、この先生とうちとけた関係になるとは思ってもないだろうから、どういう姿でもいいだろう。
しかし、また、来年も担任になり得るし、好きな数学は3年間、受け持ち・・・か。
そう思いながら、私もニコニコとやり過ごした。

初めて、息子の顔を殴った男先生は、
イジメを止めなかった息子が
直接関わった子供たちよりも、ずっと許せなかったのだろうか。
きっとかばってくれると期待して同じクラスにしたのだとすれば
ガッカリした事だろう。
結局、その拳の意味を確かめる事もなく、
息子は進級し、彼とは別のクラスになった。

中2で職員室で殴られた時には
この担任も同席し、いや見ていただけ(?)だった。

「見ていただけという事は、同罪だ。」と
あのお母さんなら、言うにちがいない。
  1. 2007/06/15(金) 12:04:20|
  2. 「学校すかん」長男|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:6
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コメント

mogaさんへ

学校はどっか一人歩きの世界ですよね。
私は“中学兵役”だと思っています。
先生達の中には、生徒を怖がってるような方もいるように思えます。
力で抑えようとするところや、
名前を呼び捨てにする事で“お友達”にしてもらって、親しくしよう・・・とか。
手玉に取ってるつもりで、実は子供たちには舐められてる。怖がってる先生は分かるんですよね。
子供を怖い先生ほど、生徒を叩くので?生徒はもっと威嚇する。
または、うちのようにそっぽを向く。
賢いならば、先生の気が済むようにお友達のふりが出来るのに・・・・。
  1. 2007/06/18(月) 00:50:57 |
  2. URL |
  3. ぺいんとまま #-
  4. [ 編集]

パンダままさんへ

昔を振り返ってみたって
どうなるものでもないのですが、思い出しながらキイを叩いていると
「よくもこんなに覚えてるなぁ。」と思ったり
「何度も何度も、頭の中で繰り返してる証拠」だと気がついたり、
歩き始めた子が転んでも、すぐ起こさずに、自分で立ち上がるまで手をださない・・・とか
自分で出来た事を、褒めてあげる・・・だとか
何かでどこかで読んだ事があるマニュアルどおり、やれてるうちはまだ良かった。
子供と2人だけの世界ではなく、子供が外に向かう頃に、うまく送り出せるかは、母親にとっての挑戦な気がします。

  1. 2007/06/18(月) 00:40:50 |
  2. URL |
  3. ぺいんとまま #-
  4. [ 編集]

のんきははさんへ

あの時、もっとああしていたら・・・と
何度も思いますが、こちら側にも少しの落ち度はあるのかもと妙に反省したり
時の流れと共に、つつかなかった自分が
つつけなかった事に気がつき、このお人よしの母親で申し訳なかったと落ち込んだり・・・のんきははさんも同じですね。

丁寧にしつこく、穏やかに食い下がるスーパーティーチャーさんからコメントを頂きました。
先生でもありますが、ご自身も保護者であり、問題が起きた時は、これで対処されるそうです。お互いの真実を付き合わせる為にそうするそうです。
私は、ナルホド・・と思います。
あと私に必要なのは“勇気”でしょうか。
  1. 2007/06/18(月) 00:28:28 |
  2. URL |
  3. ぺいんとまま #-
  4. [ 編集]

学校ってやっぱり、特殊な世界ですよ・・・
先生という絶対権威を持つ側と、従うしかない生徒側の二つしかないんですもの。
そのことを、自覚した上で生徒に接しなくてはいけないのに、そのことに飲み込まれてしまう教師のなんと多いことか。
昨今、わがままで常識のない親も多いと聞きます。学校はどこへいってしまうんでしょうか・・・・
  1. 2007/06/17(日) 13:30:16 |
  2. URL |
  3. moga #M5f.rndE
  4. [ 編集]

心が痛みます

ぺいんとままさん、のんきははさんのコメントを読んでいて、「何で?」って、怒りと共に、心が痛みました。
どうして、学校の先生って、視野が狭いというか、思い込みが激しいというか。
長年にわたり、子供たちを指導するという、見せ掛けの大儀の上に胡坐をかいているから、
実際には、プライドだけが高くなり、自分の好き勝手に子供たちをいじりまわして、傷つけて・・・・
こっちが、傷ついた我が子の心をどうしてくれるとなじりよろうものなら、
「もっと早くに、お子さんの状況を話してくれれば、こちらも対応したものを・・・」な~んて、いけしゃあしゃあと、言い訳と責任転嫁。
こんな人たちが、教育者として「先生」といわれている事に、ため息が出ます。
そんな人も、それなりの志を持って、「先生」と言う職業を選んだのだろうに。
初心を忘れて欲しくない!

ついつい、うちの長男の事とだぶって、
熱くなってしまいましたv-435
  1. 2007/06/17(日) 10:58:54 |
  2. URL |
  3. パンダまま #ehuBx04E
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僕には全部判っていますから

長男の中2の夏。
足跡だらけの制服で泣きながら帰宅して、部活をやめるというので、学校に連絡して様子を聞こうとした時、電話にでた担任の発言です。
学級内弱者のくせに 精一杯勝ち組にくっついて自分の地位を保とうとしていた息子を 担任は率先して小悪戯をしかけるおっちょこちょいとみていたらしく もめごとの原因は息子が作っていると判断したようです。
 『一方的に殴られたらしい』とやんわり抗議するものの てんで聞く耳持たない状態でした。
長男は『ドラえもんのいないノビタ』でした。
生真面目な担任に対して 勝ち組が仕掛けたしょうもない悪戯を 先生が怒るたび『長男がやった』と言う冗談が学級内にあった。それを全部信じた ただ一人の人間が 担任でした。
子ども達も まさか担任が信じているとは思っても見なかったようです。長男の意見が通ることはなかったと 同じクラスの子が言っていました。
その後も 何回か担任から電話で注意をされることがあったけど、戦う気力をなくした 外面仮面2の私は「すみません」だけを繰り返しました。
結局 この足跡をつけた子に 高校でとどめをさされたのだけど、中2の あの時 母が根気よくきちんと伝えていて 何らかの対応がなされたら 長男は今でも高校生でいたかもしれない…v-390
  1. 2007/06/16(土) 01:49:33 |
  2. URL |
  3. のんきはは #-
  4. [ 編集]

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