おかえりなさい  

泣きたくなったらおうちへ帰ろう。

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別れ道

暗い悲しい事件がまた起きてしまい
不登校や、ネットや、少年・・・そんな単語に
身がすくんでしまう。

会社でも、家でも、
いろんな所でそれぞれの人が
「怖ろしい世の中」になってしまったと緊張している。

団塊の世代の上司に
「同じ年頃の息子さんがいたよね?全く、今は何が起きるか分からないねぇ。」
と、声をかけられ
仕事のない事務所で、一層、我が身で考えてしまうスイッチを入れられた。




少年のだと断定されてはいないが、
ネットの掲示板に
「母親を殺した。」
「なんで?なんで?」と母親が言っていた、と。
そして
異常な笑い声の文字、顔文字。奇声。数分おきに書き込んでいた。

異常な笑い声。
意味の分からない怪奇なイラスト
ネットへの書き込み。

息子も、していた・・・あの頃。

頭からすっぽりタオルや毛布をかぶって
誰も居なくなった頃にリビングに降りてきた息子は
ホワイトボードにいろんな落書をした。

私は毎日、ある時は数時間おきに
書き記されたメッセージを写真に撮り、心の傷を知った。

血だらけのドラエモン。
涙を流しながら睨みつける顔。
一から十まで、そこにあったのは“攻撃”だった。
ちり箱の中の落書。
チャットでの悪ふざけ。

「なんで?」
私もまた、聞きたかった。


ひところ、ナイフを隠し持つ少年達が問題になった頃に
その攻撃は“自分の身を守ろうとする防御”だと
聞いたことがあった。
息子は、他の子がどうあれ
身体に(髪)強制を受けた事、体罰で部活の仲間とのくびきを結ばれていく事に
強いストレスや、憤りを蓄え
頼りたい甘えたい親に、それが出来ないジレンマが
怒りに変わり
心を閉ざして、
ただメッセージを出し続けてくれた。

もし、
もしあの時、
あの頃、我家も
子供たちと同じ屋根の下に居なければ
子供の変化に気づいても、痛みにきずかなければ
私だってきっと、遠い道のりを
ただ会いに行く事しか出来なかっただろう。

同級生から嫌がらせを受けていた。
母親にはいえない。
言えない母親に、本当は知って欲しかった痛みではなかっただろうか。

誰かを殺したい、と思ったこと。
戦争が起きればいいと思ったこと。

その思考は異常で、行動は猟奇的で、
お母さんは「子供が不安定になっている。」と気がついていたようだった。
愛する息子が壊れていく時、なすすべなく
共に、夜を過ごす為に通っていた母親に
私は自分を重ねる。

「なんで?」・・・とそう言ったのだろうか。

 どれほど自分が悔しかったろう・・・と。

優秀な子供であったからこそ
教育の為に、家庭を犠牲にして、別居したのだろう。
仲のいい家族が、親と子と
別々に暮らす事が
通例、当然、となっている世間は、一体なんだろう。
教育が
親子の情さえも切り捨てて成り立っていくはずはない。

子供がだすS・O・S、届けてくれたその信号に

「学校に行かない事」で自分を主張してくれた事に

その届くところに居ることが出来た事に

父が私と息子を受け止めてくれた事に

今更ながら、涙があふれた。

人生には
いろんな選択があり
別れ道があり、

そして自由に選んでよい。

競争してもいいし
大通りを、大勢の道を共に行くのもいい。

外れてもいい。立ち止まっても、いいと思う。

一番大切なものが、命である事と

自分を愛してくれている誰かが
喜んでくれる自分になる事が
自分の幸せだと、私は思う。


(言葉不足で、感情的な日記でした。おしまい)





  1. 2007/05/17(木) 07:19:26|
  2. 「学校すかん」長男|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4
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コメント

のんきははさんへ

お身体、大丈夫ですか?
のんきははさんも結構ハードに過ごしてるんですね。
身体もけっこう正直ですが、頭をあげ、風に向かうしかない時、ありますね。
息子達がこの子を「とんでもない奴」として語るのを聞きながら
「安心」できずにいました。
あんた達は正しい。あんた達はいい子で、信じてるよ・・・と褒めたり出来なかったです。
言葉には出さなかったけれど
「どんなにか辛かったのではないか。」
「お母さんは、もし、今、意識が戻れば、ああ私でよかったと思うんじゃないか。」とか。
実際、自分の責任の荷はそれぞれ抱えています。
人の分は背負えない・・・のに憤るのは偽善者かも、と思いながら
ほんとにやり切れない事件です。
  1. 2007/05/18(金) 23:32:26 |
  2. URL |
  3. のんきははさんへ #-
  4. [ 編集]

過激な思考

家族全員体調不良。母もきりきり痛む胃を抱え、とまらない咳に悩まされ、それでもみんな食事はとるし、洗濯も・・・。
心身ともお疲れモードでこのニュースに遭遇したので、思考が過激です。

もしこの母親だったら
「よかった。私を選んでくれて・・・」なんぞと思ってしまうかも?!
他の人に迷惑をかけるのならば 私に・・・
現実の問題から離れて 息子の本当の心によりそえるかもしれない。

Oh!!こんなことを考えていては、また 精神的に病んでいるなんぞと言われてしまう。
現実社会に生きる身としては、とりあえず 保健室でテストを受けている息子を11時に迎えに行き、そのまま医者へ連れて行き、自宅安静中の世帯主と朝5時まで眠れなかった長男の食事の準備をして、会社へ戻ろうっと。
生活するってのは 詩的な要因の少ない 味気ないものなのですね。
  1. 2007/05/18(金) 10:06:43 |
  2. URL |
  3. のんきはは #-
  4. [ 編集]

mogaさんへ

真実を、伝えていないと私も思います。
服を着替えて、警察へ出頭したと今日の報道は伝えています。
それは、冷静で非道な人間を伝えたいのかもしれないです。
会社ではネットで見た事務員が、おぞましい事件だと嘆いていました。
私は、この少年が犠牲者に思えて、哀れでなりません。
私もまた、真実は知らないのですが、mogaさんの言われるように、母親が嫌いじゃなかったと思います。
辛く、暗い苦しみをや孤独を、表現出来ない未熟な10代を、ただ責められない。
血で汚れた服を、着替える事・・・は当然の行為だったのです。
母親の顔をそばに持って歩いたのは、彼の“甘え”・・では。
今日は一日、涙でした。
ホントに更年期と重なって、メンタル的にぐちゃぐちゃです。

  1. 2007/05/17(木) 19:17:40 |
  2. URL |
  3. mogaさんへ #-
  4. [ 編集]

うちの長男も、一時期、そうね、中学生の頃かなぁ、外出時はペーパーナイフをポケットに忍ばせていることがありました。
まさか使うことはなかったでしょうけど、なにかしらの拠りどころがないと不安だったのかもしれません。
あの少年は、母親を嫌っていたから殺したのではないと思います。母=生命の出発点、つまり自分を殺したんじゃないかと。不登校の子がよく拒食症になったりしますけど、食物=成長、だから
辛い現状にいる自分の「時間」を止めてしまいたい現われだと思えるのです。自分に命を与えた母親を殺すことで、これまでの自分をなかったことにしてしまおうとしたのでは。。。
事件は事実を伝えても、真実には到達しません。「なんで?」という問いかけは、この少年の胸にもずっと響いているのかもしれません。
  1. 2007/05/17(木) 12:18:30 |
  2. URL |
  3. moga #SNukaxNQ
  4. [ 編集]

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